★2018年、黒田のひとりごと

臨床歯科を語る会 2018年7月6日

今年の臨床歯科を語る会はすごかった。なんと言っても、金子一芳先生の特別講演でした。最初は2時間半の予定がプログラムでは3時間になり、始まったら3時間半になりました。作った画像が360枚、とてもすべてをご覧に入れられないと言って事後抄録集としておみやげを下さった。参加者は大喜びでした。

が当日「補綴臨床60年」に変更になり、すごい内容をまったく疲れを感じさせない元気な話しぶりで驚きました。初めて聞いた人は、とても理解できない内容だと思います。
最終日の救歯会の慰労昼食時に「この内容をそのまま救歯会で1日かけて聞きたい」と言う声が上がって「そうだそうだ」と大合唱が出るほどでした。金子先生、救歯会でもう一度講演していただけないでしょうか?

画像360枚の事後抄録集はそれはそれは見事な抄録で、画像の美しさ、内容の素晴らしさ、症例の素晴らしさ、目を見張る内容ばかりです。これをタダで頂けるなんて・・・、すごいおみやげでした。参加しなかった方はどれほど大きな損をしたか・・・、さぞ悔しかったでしょう。近々書籍になるという噂を耳にしましたが(?)(グノーシス出版)、いつ出るのかは分かりません。気にしておいて下さい。


臨床歯科を語る会からDVDが販売されております、金子一芳先生の講演がDVD2枚に収録されております。
これは早めに入手されませんと締め切りがありますので入手不可となります。締め切りがいつかは分かりませんが、早いに超したことはございません。コピーして貰おうなんてケチなこと言わないで欲しいですね。

語る会DVD
土曜日の朝、始まる前に、「菊川先生の追悼黙祷」を斉藤先生がDVDで10分解説と放映。
分科会の「CAD/CAM」では野本先生、梅原先生、技工士の木村さん(当日は代理の方)が活躍。
救歯会ってすごい!

「CAD/CAM」も半端ないという声が懇親会で多く聞かれました。「欠損歯列」では、松島先生と永田省蔵先生とのバトル。盛り上がりました。ポスター発表では吉野先生が頑張っていました。パーセンタイル表で有名なのですが、「吉野先生って移植もやるのですか?」と言う質問があったりして、結構盛り上がりました。「パーセンタイル表」の改訂版も10部ほど売れました。良かったです。

夜の「趣味の部屋」で「釣りキチ歯科医の部屋」では月山先生がばかうけで、素晴らしかったです。
KDMの松田光生先生に続いて2番目の登場ですが、松田光生先生の話が上手だったので心配しましたが、
何と何と、話し始めたら立て板に水のごとし、原稿などまったく見ず、アドリブだらけの爆笑の連続で、
時間を忘れるほど楽しくて面白くて、大受けでした。

最終日では壬生先生のプレゼンの見事さが光っておりました。
最終日の討論で、松島先生と永田先生のバトルの続きが始まりそうでしたが時間切れ。

充実した3日間、楽しくて実りある臨床歯科を語る会でした。
九州、西日本、四国の大雨のせいか参加者がいつもより少なかった気がしました。
とりわけ救歯会の参加者が少なかったと思いました。

実行委員の斉藤先生、名村先生、お疲れさまでした。これからもよろしくお願いします。
斉藤先生と名村先生は、分科会の「CAD/CAM」を担当して大変でしたが評判が高いでした。
斉藤先生にあと1年やってもらい、野地先生は今年から実行委員になって貰い、来年7月に交代です。

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