★2023年、黒田のひとりごと

「救歯塾のお申し込み』満席になり締め切りました。 2024年3月12日

 2024年救歯塾のお申し込みが定員を超えましたので、お申し込みを締め切ります。沢山の受講お申し込みをされた方方には、深く感謝申し上げます。定員を超えてのお申し込みをされた方には、誠に申し訳ございませんが、やむを得ずお断りをさせていただきます。 お断りをさせていただいた方には大変申し訳なく、深くお詫びを申し上げます。 来年の救歯塾には是非早めのお申し込みをして下さいますようにお願い申し上げます。来年の救歯塾でお目にかかれますように切に希望しております。

「パーシャルデンチャー」ぜひお求め下さい  2023年12月

 凄くよい書籍「パーシャルデンチャー」が出来ました。歯界展望の別冊ですが、とても内容のある書籍です。サブタイトルに「長期経過症例からの再評価」とあり、10年以上や20年以上の経過症例が続きます。パーシャルデンチャーとして難しいとされる「両側遊離端欠損」の症例が26症例も掲載されています。 症例ごとのトップページにはセット時の写真と術後経過の写真が、対比しやすいように見開きで大きく掲載してあります。これほど多くの症例写真が掲載されている書籍がこの価格(6,300円)で販売されるのは嬉しいことです。 

「少数歯残存の症例におけるパーシャルデンチャーは、総義歯までの移行義歯だ」という情けない評価をされてきました。パーシャルデンチャーが長持ちしないという噂は本当でしょうか? 下顎両側遊離端義歯の生存率を臨床統計による調査を行ってみました。予想以上に長持ちしている実態も見えてきました。「リジットサポート」とは、「切端レスト」、「クラスプ義歯とコーヌス義歯との使い分け」などの解説がされています。「終の補綴としてのパーシャルデンチャー」などの解説もあります。ぜひ多くの方に手にとってご覧になっていただきたいと切に願っています。

 この「パーシャルデンチャー」を救歯塾のバイブルとして使っていこうと考えております。過去長い間パーシャルデンチャーが高く評価されないまま過ごされて参りましたので、その見直しと再評価を丁寧に深く解説したいと考えております。

なぜ、コーヌスクローネは広まってすぐ廃れたのか  2023年12月

 私の「コーヌスクローネ」が出版されてほぼ40年になります。それから2年以内に4冊のコーヌスクローネの書籍が 出版されました。「コーヌステレスコープの臨床」 東京医歯大ー後藤忠正著、「 コーヌステレスコープデンチャー」鶴見大ー教授、芝、助教授五十嵐著、「コーヌスクローネ」ケルバーの翻訳」東京医歯大ー河野正司著、「正統派コーヌスクローネ」日歯大教授ー稲葉著。これほど多くの著者がおられる書籍というのはほとんど耳にしたことがありません。私の出版した「コーヌスクローネ」、おかげさまで今現在でもお買い求めされる方が居られます。私の著書以外の「コーヌスクローネ」の書籍を見かけることは全く無くなりました。

 「コーヌスクローネ」というタイトルの書籍があれ程出版されて、流行のように多くの方に読まれて臨床で使われたものが、10年たらずの間にしーんと静かになって話題に上らないことになってしまったことが不思議でなりません。私は「コーヌスクローネ」を出版してから、多くの症例の術後経過を観察して参りましたから、多くの患者さんから喜ばれましたし、感謝もされましたので、40年前以上にこれはホンモノだと再認識することが何度もありました。それとともに、この辺を改良すればもっと喜ばれると思うことも発見しました。

 救歯塾でのタイトルを「コーヌスクローネ」にしたときには、いつも満員御礼をするほど多くの方に興味を持たれて、喜んで戴けましたので、「コーヌスクローネ」を救歯塾のタイトルから外すことは出来ません。でも、コーヌスクローネに取り組んで、すぐ諦めてしまわないように、コーヌスクローネの良さをどのように引き出すか、どのようにポイントを押さえるか、といったことなどをセミナーに含みまして皆さんにご理解戴けるような救歯塾にするつもりです。

 歯科臨床の中で難症例が多いのが欠損歯列です。その欠損歯列をどう紐解いて臨床を進めれば良いかをシッカリと身につけて戴きたいと思います。救歯会は「欠損歯列」にシッカリ取り組んで参りました。その成果を皆さんにお伝えしたいと考えております。どうか、奮って「救歯塾に参加して下さい。お待ちしております。

救歯塾の申し込みが始まります   2023年12月

 いよいよ来年の4月から再開する救歯塾の申し込みが始まっております。宣伝がまだ始まっておりませんのに知人や先輩からの情報からでしょうか 、すでに20名ほどのお申し込みがあってとても嬉しいです。歯科雑誌の「歯界展望」への宣伝掲載が1月号から始まりますので111ページをご覧下さい。12月20日過ぎから目にすることが出来ます。もともとあまり宣伝費を掛けていませんので、宣伝不足を否めませんが、定員割れになることは想定しておりません。きっと沢山の方にお申し込み戴けると期待しております。どうか多くの方のお申し込みをよろしくお願いいたします。

時:2024年4月21日より5月~11月(8月を除く)の連続7回
  午前9時〜午後5時、
会場:JR東京駅八重洲中央口歩1分 (TKP東京駅カンファレンス)

テーマと日程{欠損歯列を得意になる}
4月21日?:欠損歯列の難しさと面白さ
5月19日?:欠損歯列のキーワードを身につける
6月16日?:欠損歯列の診断から処置方針へのプロセス  
7月21日?:欠損歯列のいろいろと処置方法の結びつけ
9月8日?: 処置方針の立て方と具体的設計の組み方
10月20日?:患者さんの要因をどう設計に活かすか   
11月17日?:欠損補綴で困っている患者さんを救う

受講料:11万円(7回分、税込)、単独受講:2,2万円(1回分、税込)
申し込み:2024年3月15日までに下記へメールにて申し込み
日高大次郎 メール:daiji.hidaka@gmail.com 電話 03-5414-8041
    氏名、住所、出身校、卒年、紹介者、救歯塾受講の有無を記載
定員:60名 (定員になり次第、お申し込み受付を中止します)
講師:黒田昌彦、伊藤公二、法花堂治、齋藤秋人、壬生秀明、日高大次郎
   他に救歯会員多数。臨床研修に最も有効なチュートリアル方式採用 

救歯塾を来年4月から始めます   2023年9月

 お待たせ致しました。いよいよ来年の4月から再開致します。来年からは「生まれ変わった救歯塾」というイメージで会場も新しくスタッフも半分ほど新しくなります。会場には今までご不便をおかけ致しましたし、もっと交通の便の良いところはないでしょうかという声もたびたび聞かれましたので、来年は東京駅八重洲中央口より歩1分というとっても通いやすいところになりました。しかも貸し会議室の大手なので会場がいくつもありますから、救歯塾にうってつけの会場を毎月第三日曜日という会場予約が取りにくい日程を1年間通して予約を取りました。昼食の場所も近くにいっぱいあります。グルメの方にもご満足頂けると思います。

 セミナーの内容が最も大切ですから、テーマを救歯会が最も得意とする「欠損歯列」に致しました。過去のセミナーでは「コーヌスクローネ」にしますといつも定員オーバーになるテーマでしたし、コロナ蔓延のために2年のコースを1年で中断してしまいました。1年で中断したときに受講された方には多大なご迷惑をおかけしてしまいまして、深く深くお詫び申し上げます。そのかたがたにも受講をお願い致したいと思っております。1年目の模型などはそのまま繋がるというわけではございませんが、初めて受講される方にも違和感がないように配慮しながらの内容にするつもりです。

救歯塾は来年から始めます   2023年8月

 「救歯塾はいつから始めるのですか?」という声を時々耳にするようになりました。コロナの感染拡大のためにやむを得ずに中止してしまいましたから、コロナが落ち着いたら再開したいとずーっと思っておりました。会場の下見もしましたし、東京駅八重洲口歩1分のところを見つけました。プログラム案も検討しております。

 新たに生まれ変わった「救歯塾」にするつもりです。講師が一方的に話をする講演形式だけではなく、臨床研修で最も身になる研修方式のチュートリアル方式で行います。受講料はどこよりも安価で身になる研修会を目指しております。それというのも救歯会のベテランの先生方を講師としてお招きしますが 、講演料は無くて、全くのボランチィアで引き受けて戴いてきました。 受講される方々には会場費、講演会設備、資料、などのご負担だけで行っております。それがどこよりも安価で身になるセミナーの内訳です。

 コロナの感染拡大のために延期や中止になった救歯塾だったために、「2年間のコーヌスクローネ連続セミナー」が1年で中断されて、その時に受講された方には多大な御迷惑をおかけしまして申し訳ございません。その時の受講者にはその続きという意味も含めて行うセミナーにします。来年からの救歯塾は「なぜ今、欠損歯列なのか」という意味から始めるセミナーです。欠損歯列の補綴処置のゴールとしてのコーヌスクローネですから連続した流れで登場してくるのが理想的です。是非続けて受講して戴きたいと願っております。是非来年4月からの救歯塾を受講して戴きたくお願い申し上げます。9月になりましたら、プログラムなどもう少し詳しくご案内が出来ると思います、その時にはお友だちやお知り合いの方にもご案内下さい。どうかお願い致します。

講演会に沢山お越しいただき大感謝します   2023年6月

 6月11日に救歯会主催の講演会がありまして、予想を大幅に超えた参加者に驚きました。救歯会が40名ですから、それ以外の方は20~30名ほどと予想しておりました。一般の歯科業者には一切お知らせしておりませんで 、救歯塾や臨床歯科を語る会の方くらいの予想ですから、多くても40名くらいと思っていましたら、86名の方々にご参加いただき、140名の会場が 満席になってしまいました。本当にありがとうございました。

 これが「最後の講演会」だと思われたのでしょうか、参加された方々の表情にとても思いやりのある感じが見て取れました。3時間半の講演時間を好きなように使えと言われて、休憩時間も10分だけにして、時間延長しないように何度も予演会(?)で時間調整をしただけあって、質問時間を10分余らせて講演を終わることが出来ました。私の講演会はリモートでは無くて本番だけですし、ビデオ撮影は禁止ですから、今までお話ししなかった「本音」や「裏情報」を交えてお話しさせていただきました。神田で歯科医院を開業してからの46年の歩みを振り返りまとめ上げる形式で話ししました 。話し終わってとても気持ちが良かったです。これほど話ししたかったことが言えた講演会はありませんでした。聞いてくださった方々も表情が明るくて楽しかったという感じを受け取ることが出来ました 。 私はこれが最後かなーという実感がありました。

ようやくコロナが落ち着き、救歯塾は?   2023年5月

 3年余りは随分と苦しめられましたが、どこへ行っても人があふれてきました。嬉しいようですが、これで大丈夫なのかと不安に思えることがあります。 救歯塾を休んでもう4年目になります。早く始めて欲しいという嬉しい声がちらほら耳にすることがあって、来年は始めようかと密かに思っております。新たに生まれ変わった救歯塾にしたいと思っているのですが、「コーヌスクローネ」の続編が中断されたままなので、それもやるべきだという声も耳にします。まだ迷っているところです。でも、救歯塾を始めたいという気持ちには変わりがありません。もし再開して欲しいという積極的なお声が聞けましたら、是非お聞かせ下さい。老体にむち打ってでもやろうかなーと思っていますので、そう言う声は大いに励みになります。

ホームページの更新が出来ずにご迷惑をおかけしました 2023年2月

黒田歯科医院を閉院してから、多くのトラブルに見舞われました。その一つがホームページです。まず、パソコンをいろいろの接続を外して自宅へ移動しました。パソコンにはWiFiの接続やら、ホームページ契約の会社が変更になったり・・・などなど、ハードディスクだけ移動すれば大丈夫なんてことではありませんでした。メールアドレスを変更しないでホームページの新たな契約は至難の業でした。そのことだけでも2週間以上かかりました。なんせちっとも分かっていない私と専門家の方との契約には、専門用語が分かりませんので、幼稚園生レベルの私と専門家が話しをするのですから、その難しさはご想像下さい。ようやくホームページが今日繋がりました。これからいろいろとお伝えしたいことがありますが、今日は接続されたという連絡が中心です。どうか、これからもホームページを2週間に1回程度はご覧下さい。

「新年 明けましておめでとうございます」 2023年1月

とうとう黒田歯科医院を昨年の11月30日で閉院致しました。閉院の大変さは予想以上でしたから、このブログもなかなか更新できず申し訳ございませんでした。閉院後の残務処理が予想を超えた煩雑さで、連日帰宅が夜遅くなってしまいました。従業員は12月15日で全員退職しました。その後は私一人で行いましたので、終わったのは12月29日でした。やれやれと思いきや、自宅にダンボール箱が20個位たまっておりまして、その整理がまだまだこれからです。
今年の年末と年始はどこにも出かけずに、それこそ初めての経験で、元朝参りは自宅から行いました。東京の元日の朝は、綺麗な青空で快晴でした。
診療室で使っておりましたパソコンを自宅に設置したのですが、WiFiを使えるようにするのさえなかなか大変でした。文房具がどこに?メモ用紙がどこに?会員名簿がどこに?仕事の能率が悪くて疲れます。これからの新生活の目途が全くついていません。ボチボチお知らせできるかと思います。

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